夕方以降はエアコンがひんやりするし、日が落ちるのも早くなったし、秋の気配を感じて物悲しくなってしまうー。

この時期は三島由紀夫の「少しずつ空気に薄荷(ハッカ)が交じり始める」という文章を思い出す。

いやまだ薄荷はない、まだ交じってはないけど、昼との差が出てきたなって。毎年この文章表現の的確さと綺麗さに酔ってしまうんだよね…。

同時に、絵本「かいじゅうたちのいるところ」の「やさしいだれかさんのところへかえりたくなった」という文章も思い出します。

主人公のふっと寂しくなった気持ちに感情移入して読んだ記憶からか、空気に薄荷が交じりはじめると、やさしいだれかさんに会いたくなる。というようにセットで記憶しているようです。

うーん、秋が来るねー!

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